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キラリ亀岡

「いびき」と「閉塞性睡眠時無呼吸」

亀岡市広報誌 寄稿

「いびき」は空気が狭くなっている喉の軟組織を振動させておこります。更に気道を完全に封鎖し酸欠状態が続いた場合「閉塞性睡眠時無呼吸」を引き起こし心臓、脳、血管に多大な負荷がかかり積極的な治療が必要と考えられています。
十分睡眠時間は足りているのに酸欠状態の為に深い睡眠がとれず倦怠感が抜けない、寝た感じがしないといった事はないでしょうか?
「いびき」は「歯軋り」も伴う事が多く、お隣で寝ている方は「いびき」と「歯軋り」の猛攻撃で「いびき」のご本人よりも却って睡眠がしにくいこともあります。歯科医院では歯の咬耗が大きく舌縁に歯の圧痕が強い、舌根が沈下傾向の方に注目しています。でも何よりも家族からの訴えで受診される場合が多いようです。
「閉塞性睡眠時無呼吸」治療では CPAP という装置を使用する前に手軽なマウスピースで様子をみてみることも多くあります。但し歯が少ない、動揺歯がある、嘔吐反射の強い場合には適用できません。心当たりのある方は「かかりつけ医療機関」での相談をお勧めします。(文責 嶋村浩一)

投稿者 shimamurashika|PermaLink
あれ?子どもの歯が足りない?歯の先天性欠如について

太田保育園 寄稿

乳歯は 20 本、永久歯は 28 本(親不知を入れると最大 32 本)あります。2007 年度の約 15000 人の子どもの調査では約一割が生まれつき永久歯が少ないことが分かりました。
太田保育園の歯科健診でも下の乳前歯が少ない乳幼児がいます。その場合、永久歯も少ない傾向があります。
種の進化はある器官の退化。尾てい骨、水かき、瞬膜、盲腸、視力、聴力がよく知られていますが歯も同様です。私が大学に入る前、永久歯は 32 本、入ってからは 28~32 本、国家試験前には 28 本で統一されています。哺乳類は 44 本が基本形ですから実際ヒトの歯の本数は少なくなってきているのです。その原因は判っていません。
3 歳児(教科書的には 2 歳 6 か月)では乳歯の全てが生え揃っています。一度仕上げ磨きの折にでも歯の本数を見ておいて下さい。永久歯が足りていない場合の不具合としては噛み合わせが悪くなり易い、審美的な問題(歯の隙間が空いてしまう)があります。対応としては「継永久歯のない乳歯を大切に保存する」「矯正治療で噛み合わせを良くする」が挙げられます。
6 歳頃には永久歯の歯胚(歯の種)ができていますので心配な方はかかりつけ歯科医に相談されてレントゲンで確認をされる事をお勧めします。(文責 嶋村浩一)

 

投稿者 shimamurashika|PermaLink
舌が痛い!ヒリヒリ・ピリピリする―舌痛症

咬傷(かみ傷)、口内炎もない。カンジダ症、ドライマウスでもなく「舌がん?」でもない。鉄分や亜鉛不足、口腔内細菌や唾液線検査をしても異常なし。そのような場合、一般的には『舌痛症』を疑います。
『舌痛症』は、「病気に対しての関心が強い」「過去あるいは現在強いストレスを経験している」といった背景を持つ人に発生しやすい傾向があります。心理面が絡むことに驚かれる人もおられます。“心の痛み”は“体の痛み”に変換されてしまうことがあるのです。
『舌痛症』はホルモンバランス、体調やストレスが複雑に絡んで出現すると考えられていますので完全な解決手段は無いのですが、「刺激物を避ける」「食い縛りを避ける」「舌が痛い時には舌を上顎につけてみる(痛みは主に歯が当たる部分に感じます)」「気分転換をはかる」などがお勧めの対応方法になります。
生活の中で痛みの観察(いつ、どのようなときに痛みがあり、何をしたときに痛みが治るのかなど)をしてみてはいかがでしょう?これは意外と有効です。“かかりつけ歯科医院”は、苦しんでおられる人の身近な友人とお考えください。相談することにより、解決に向けての良いヒントを見つける事ができるかもしれません。(文責 嶋村浩一)

投稿者 shimamurashika|PermaLink
乳歯は永久歯の保護者です

太田保育園寄稿

乳歯は胎生6週目から形成を初めます。そしてその形成途中に乳歯の下に永久歯の「芽」(正式には歯胚といいます)ができてきます 。そして大きく発育して乳歯を押し出し生え変わりの時期を迎えます。前歯は乳前歯の後ろに永久歯の「芽」ができます。前歯を強打した場合、永久歯の「芽」を保護してくれます。
もし乳歯が虫歯で神経まで化膿してしまうとその下で成長している永久歯の成長を邪魔してしまいます。乳歯は酸に弱く虫歯になり易く、歯質も薄く容易に神経が侵されてしまいます。
1歳~2歳頃は前歯の外傷が多く神経治療の必要性が生じる事があります。乳歯は永久歯の前にあり外傷から永久歯を守ります。時には永久歯の形成が傷害され一部が変色或いは石灰化の傷害がおこることがあります。その場合は十分な歯ブラシと出来ればフッ素を使って積極的な虫歯予防をしていれば大きな問題にはならない事が多いです。
虫歯の好発部位は下の第一乳臼歯(特に右下)の後ろ側です。前から4番目の歯で1歳さんの一番後ろ、2.5歳さんではその後ろに最後の乳歯が生えてきますので虫歯の有無は分かりにくくなるので注意して見て下さい。
保護者の方の仕上げ磨きは通常8歳までは求められています。特に小さいお子さんは仕上げ磨きを嫌がって磨きにくいものですよね。かかりつけ歯科医院でお子さんに沿った予防手段とお口の健やかな成長発育に関しての相談される事をお勧めします。

投稿者 shimamurashika|PermaLink
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