歯周病は、歯を形成したり支えたりしてる骨が溶ける病気です。
年齢が若い頃に歯が無くなるのは虫歯が原因となっているのが大抵の理由ですが、ある程度の年齢が過ぎて歯が無くなるのは歯周病が原因です。
歯周病はほとんど自分ではわからないので痛みがありません。
ですので、自分が気付いてしまった頃には手遅れになっている事がほとんどです。
歯周病の初期の段階は歯から出血したり、歯ぐきに違和感があるという症状があります。
そして、歯周病が悪化すると歯がグラグラしてきたりしてきます。
だいたいの患者様は、この時期になり「まずい!」と思い歯科医院へ行きます。
自覚症状に気付いた場合は歯周病は、かなり進行していると言っていいでしょう。
歯周病の治療は、「歯周病が今以上に進まないようにする」ことが重要です。
歯周病は「簡単に治りません」
歯周病は1回でも進行してしまうと、治療が難しくなります。
そして、重い歯周病は治療ができず治りません!
歯周病は骨が溶ける病気ですが、溶けてしまった骨を元に戻すことは、ほぼ不可能なのです。
ですので、歯周病は「予防が重要」、「ら進行抑制」がとても大切です。
問診
患者様の健康状等、治療をする上でのカウンセリングを致します。
歯周病の検査
レントゲンで歯周病の状態、歯周ポケット深さを測ります。
抜歯(進行した歯周病)
回復が不可能な場合は健康な歯にも悪影響を与える事があるので抜歯をします。
プラークコントロール指導
歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)のコントロールの方法をお伝えします。
スケーリング(歯石取り)
歯石を取ります。
ルートプレーニング
スケーリングでは取れない歯石や、歯の根の部分に細菌に感染した歯質を除去します。
歯周外科治療 歯周組織再生療法
歯ぐきを切りし、骨の歯石を除去したり、溶けてしまった骨を修復させる治療を行ったりします。
歯周治療後のメンテナンス
歯周病を予防に一番重要なのは定期的なメンテナンスです。
●基本的には上記のような治療をしますが、必要に応じて切開や薬物投与なども行われることもあります。