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院長ブログ

虫歯(むしば、ムシバ)治療 特に審美歯科(審美治療)について

この5~6年間の歯科用樹脂(プラスティック、レジン)の進歩はすごいものがあります。

 それまでの変色の原因であった成分を使用しなくても強度の高い材質を作ることができます。接着性も格段に進化しています。本当にすごい材質になっています。以前はその出来のばらつきが大きく余りお勧めしなかった材料ですが、最近では大いにお気に入りです。
 5年前に或る患者さんに頼まれて充填した樹脂が今もきれいにお口の中で活躍しています。そのようなケースが多く最近ではどんどんお勧めをしています。白い樹脂は審美歯科の中にもよく使用されます。

 審美歯科は多くの医院で看板があがっています。でも審美は歯科の言葉の中に入っていると思うので敢えて嶋村歯科医院では審美歯科という言葉を詠っていません。大体医療法の中では審美歯科は標榜科目になっていないのですから標榜すること自身がおかしい話です。きれいに入った入れ歯(義歯)は当然審美的に満足なものでしょう。形態は機能の裏返しですからきっとよく噛めるものでしょう。よく噛める入れ歯はきれいな(審美的な)入れ歯であると思います。良い治療は本来きれいなものです。きれいな虫歯治療は耐久性もよくきっと満足度の高いものになると思います。
 
 虫歯治療では最近MIという概念が入ってきています。なるべく削らないで治療しましょうという概念です。それが今の白い樹脂を使った場合いとも簡単に(簡単そうに)出来てしまいます。虫歯や黄色い歯で困っている方もどんどんきれいに白くなっていきますので(しかも医療保険で)患者さんの無断キャンセルも少なくなり治療にもテンポが出来てきます。そんな時代なので、決して審美歯科という言葉は使わないでもいい時代がそこまできていると思います。審美的のみを詠うことのレベルでのお話は、医療というものの本来ではなく、飽くまで商業主義的な考え方の中で生きている人の考え方ではないかなと思います。きれいな治療は当然審美的なのです。

投稿者 shimamurashika