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入れ歯を新調したときに味がわからなくなった

「入れ歯を新調したときに味がわからなくなった。」と言われることがあります。「味は舌で感覚をするのにおかしなことだ。」と悩んでいる方もいます。

舌は感覚の出先機関であり大脳皮質で感覚をします。大脳皮質での運動と感覚分野の守備範囲は左図に示します。口の中に食物が入ってから嚥下までの運動や感覚に関しての分野が非常に大きいことが判って頂けると思います。

新しい入れ歯を使うときに未だ慣れていないのでしゃべりにくい、飲込みのタイミングが変わった、舌や頬を噛みそうになるといった非常に敏感で繊細な感覚の膨大な情報の交錯があり、味覚の感覚が二の次の処理となってしまうことがあります。本人の自然なお口の機能を発揮する為にご本人の慣れも必要ですがかかりつけ歯科医の適切な調整も必要なのです。

大脳皮質横断面

ペンフィールドの大脳皮質での支配領域の模式図は中学校でも習いますよね

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投稿者 shimamurashika