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「歯の神経」と聞くと「痛い!」とだけ連想する人へ。

6才臼歯は胎生約15週目で歯ができる袋(歯胚)が出来上がります。歯胚の中では薄い膜を介してエナメル質を作る細胞が外側に、象牙質を作る細胞が内側に正対して並んでいます。そしてそれぞれ生下時に「田植え」をするように後退しながらコラーゲンのネットを作り、少ししてネットの中で石灰化が始まります。6才臼歯は6才で歯が生えて11才歳ごろに歯根の先まで完成します。最終的に象牙質を作る細胞とその周辺に栄養を送っていた血管と神経は歯の中に閉じ込められて「歯の神経」になります。つまり「歯の神経」は歯を作ってきた細胞のケアハウスです。ですから虫歯ができたときにはもう一度象牙質を作って神経を守ろうとしますし、時々痛みを出してSOSの信号を出します。自分が長い時間をかけて作ってきた歯を守ろうとして信号を出すのですね。因みにエナメル質を作った細胞はエナメル質の表面を覆っていて歯が生えた時に剥離して消失します。
「歯の神経」が無くなると歯は急速に弾力性を失い脆くなり歯が割れる事があります。「歯の神経」を守ることは歯を大切にすることに他なりません。80歳になっても20本の歯を持っていよう(8020運動)という考えは生まれる前から始まります。

投稿者 嶋村歯科医院